I氏の手紙

Ibuki Hideaki Free Talk

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ヘンな夢を見る

 昨夜、ヘンな夢を見る。「コミティア」らしき同人誌即売会で売り子をしているのだが、これがさっぱり売れない。何故かと悩んでいると、いつも手伝ってくれている岡本賢一氏がやってきて、「何やってんですか、机の上に一冊も並んでいないじゃないですか」と指摘する。がびーん! 愕然としたところで目が覚めた……
 これは無意識ってやつ? そりゃあ実際(表も裏も)しばらく本は出していないけどさぁ。
 さて、現実の5月5日の「コミティア」ですが、私も岡本さんもファミ通文庫の書き下ろし作業に忙しく、不参加となってしまいます。
 仕事だけで手いっぱいなので、昔のように同人誌を作るってわけにはもういきませんね。ちょっと残念。

2000.4.29 ◇to page top



原稿を書く

 原稿を書く。疲れたので寝る。原稿を書く。疲れたので……という近況ではつまらないですね。誰かさんと違ってパーティの類には滅多に出席もしないし。
 で、今回は以前考えた本の企画についてちょっと書いてみませう。
 その1「天本英世写真集」
 どーですか? 欲しいでしょ。10年ほど前に確か「おじいさん」というタイトルで笠智衆の写真集が出ていましたが、天本英世はずばり「博士」が良いでしょう。出してくれる出版社はございませんでしょうか。なるべく早く!
 その2「ウルトラ怪獣最強決定戦」
 いわゆるウンチク本の類ですが、タイトルどおり「強さ」だけに焦点を絞る。あとづけの設定などには目もくれず、ブラウン管の中だけの観戦データでジャッジを下す。
 ウルトラマンとセブンが一通り戦っているので、怪獣の強さはそこから類推できます(個人的な嗜好から、この企画はマンとセブンに絞っています)。
 やはり「マン」ではゼットン、「セブン」ではキングジョー(作中ではただペダン星人のスーパーロボットとしかいわれていませんが、名前くらいはあとづけのものを使用)の強さが目立ちますね。さて、ゼットンとキングジョーが戦ったら、どちらが強いとおもいますか?
 他に「マン」ではメフィラス星人、キーラ、「セブン」ではガッツ星人、アイロス星人などが有力。キーラはマンのスペシューム光線、八つ裂き光輪をはねかえし、アイロス星人もセブンのエメリューム光線、アイスラッガーを完璧に防御しています。
 (ひとつ残念なのは、セブンがキングジョーにワイドショットを使用していないこと。アイロス星人を倒したあの技が、果たしてキングジョーに通用したかどうか? あと、ガッツ星人はあくまで作戦勝ちなので、自力がどの程度のものかは疑問あり)
 調べていて意外だったのは、マンの八つ裂き光輪の無力さでした。見た目は派手な技なのですが、効かないほうが多い。バルタン星人(二代目)、グビラ、キーラ、ゼットンに弾かれ、メフィラス星人に相殺されています。通用したのはバリアを解いたあとのバルタン星人とレッドキングのみですから、じつに効率が悪い。
 さて、この「最強決定戦」ですが、小説を優先せい、ということで七年前に頓挫したままです。いまもやっている時間はありませんが、このサイト上で皆さんに意見を求めてみたいところです。貴方の考える「ウルトラ怪獣ランキング」をお寄せ下さい。
 とりあえずはマンとセブンに絞ったところで。

2000.4.19 ◇to page top



この二週間は打ち合わせ三昧の日々

 この二週間は打ち合わせ三昧の日々。今年から来年いっぱいまでの仕事もほぼ決定(実際に本が出るまでは油断できませんが)。その内容については、少しずつここで発表していこうと思いまする。
 「零式スター・パニック」(ファミ通文庫)については既報のように5月20日に発売が延期。
 「第二次宇宙戦争」(ワニノベルス)は、6月か7月に発売の模様。
 現在は「仮称第一〇三号作品」(ファミ通文庫を予定)に着手したところです。「エンジェル・リンクス」みたいなノリというか、「エンジェル」よりも悪ノリ度が強い設定の作品なので御期待下さい。珍しく筆が進んでいますぞ!
 で、この仮称というやつなんですが、昨年の暮れ、F書房Dマガジンから新企画を求められたときに、ノリで付けてみたのがきっかけ。「仮称第一〇一号作品」「仮称第一〇二号作品」というタイトルで提出したわけです。
 おそらく二作品ともに、今年の秋くらいにはかたちになっていることでしょう。先に「一〇三」が世に出ることになりますが、まぁ、軍艦でいえば、必ずしもネームシップが先に竣工するわけではありませんので。
 ちなみに「一〇四」は「帝国大海戦」の外伝。ハード、コミカル、いろいろと異色作を詰めこんだ短篇集にするつもりです。これも秋かな。
 それはさておき。
 先日銀座の銀中通沿い(新橋演舞場近く)にあるパウパウ・アクアガーデンという熱帯魚店に行ってきました。都内最大級というだけあって、じつに広い。
 広告によれば、淡水魚が800種以上、海水魚と無脊椎(エビなど)が600種以上、ディスカスだけで80種以上という規模で、まさにちょっとした水族館。これは時間つぶしにはもってこいの場所です。
 両生類、爬虫類も80種以上ということで、現在購入の第一候補にあがっている陸ガメもいろいろいました。
 それにしても陸ガメは高い。安くても6000円、数万円のものも多数ありました。水槽やヒーターなどを入れると結構な値段になりますね。カミツキガメの子供は意外と安かったけど、将来、手を余しそう。
 ここにはいなかったけど、ゾウガメならば高級外車と同じくらいするそうです。室内で飼うのは、まず無理。それに間違いなく自分より長生きしそうだし、「あのゾウガメを頼む」とかいって息絶える自分の姿があっさりと想像できてしまう……。
 まぁ、ふつうそこまでいかなくても、カメはけっこう大きくなりそうです。水槽を置くスペース作りから難航しそうなので、飼うのはもっと時間に余裕のあるときにと考えていますが、さてどうなることでしょう?

2000.4.11 ◇to page top



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