▲手紙索引 ■2月の手紙 1 ■2月の手紙 2 ■2月の手紙 3
雪合戦を五輪種目に
荒川静香選手の金メダルは、日本選手の不発が続いたトリノ五輪ではまさに値千金でした。
そして、メダルには届かなかったけど、今回の五輪で株を上げたと思われるのがカーリングでしょう。あの駆け引きは面白かった。
そこで私がプッシュしたいのは公式ルールも定められている雪合戦であります。頭を使った戦術、連携プレーの妙技、思わず熱の入る展開……見所はいろいろあります。
考えてみれば冬季五輪の競技は、ヨーロッパ生まれのものばかり。ここで日本から雪合戦を売り出しても良いのでは。
公式ルールはこちら。
http://www.hiroshima-cdas.or.jp/yukigassen/yukigassen/yukigassen-ruru1.html
2006.2.24 ◇to page top
ミスタァ・ロバーツ
昨夜は、NHKのBSでやっていた映画『ミスタァ・ロバーツ』(1955年)を観ました。
太平洋戦争の後半、米海軍の輸送船が舞台。前線に大量のトイレット・ペーパーと歯磨き粉を送ったことで表彰されたという輸送船は、じつに平和そのもの。
艦長は、そのぬるま湯的な世界の専制君主で、下士官兵たちに嫌われている。
主人公のロバーツ(ヘンリー・フォンダ)は大学出の予備士官で、ことあるごとに艦長と対立している。彼は艦隊勤務を望み、戦争が終わる前に前線に行きたいのだが、そのためには艦長の推薦状が必要。もちろん、艦長はそれを許さない。
ある港に入港した際、ロバーツは体を張って艦長と交渉し、乗員たちの上陸を認めさせる。
(上陸した連中はハメを外しすぎ、陸軍のパーティに乱入して大騒ぎ)
乗員たちは、推薦状を偽造してロバーツに恩返し。ようやくロバーツは念願が叶い、駆逐艦に異動が決まる。
数ヵ月後、ロバーツから来た感謝の手紙を読んで嬉しそうな乗員たち。いい話やなぁ、と思っていると、同時に届いたもう1通の手紙は、ロバーツの戦死を伝えるものだった。特攻機によって……。
ダメ士官役のジャック・レモンが良い味を出していた。それにしても14ヵ月もの間、艦長にその存在が知られることのなかった士官って……(^_^;)。
『ミスタァ・ロバーツ』は、押しつけがましいところが無いのが良いですね。
一口に戦争映画といっても、いろいろな作り方があるわけですが、日本映画によくある「どんどん人が死んで、さあ泣け、感動しろ」というのは苦手です。
2006.2.14 ◇to page top
最近入手した本やDVDソフト 2006年1月編
値段は税抜きだったり、税込みだったり、ネット通販のセールス期間中だったり、それぞれです。DVDの新譜はみんなネットで買っているので、実際はもっと割引されています。表示金額はあくまで目安ということで。
○『ビザンティン帝国の軍隊 886−1118 ローマ帝国の継承者』 イアン・ヒース 柊史織訳 新紀元社 1000円
○『イングランドの中世騎士 −白銀の装甲兵』 クリストファー・グラヴェット 須田武郎・斉藤潤子訳 新紀元社 1800円
○『グスタヴ・アドルフの歩兵 北方の獅子と三十年戦争』 リチャード・ブレジンスキー 小林純子訳 新紀元社 1000円
○『南北戦争の北軍 青き精鋭たち』 フィリップ・キャッチャー 斎藤元彦訳 新紀元社 1000円
○『南北戦争の南軍 灰色の勇者たち』 フィリップ・キャッチャー 斎藤元彦訳 新紀元社 1000円
○『第二次大戦のP−39エアラコブラ エース』 ジョージ・メリンガー&ジョン・スタナウェイ 梅本弘訳 大日本絵画 2000円
○『ドイツ軍軽戦車 1932−1942』 ブライアン・ペレット 齊木伸生訳 大日本絵画 1300円
○『参謀本部と陸軍大学校』 黒野耐 講談社現代新書 720円
○『BC級戦犯』 田中宏巳 ちくま新書 700円
○『抗日戦回想録』 郭沫若 岡崎俊夫訳 中公文庫 838円
DVD
○『舞−乙HiME』1巻 小原正和監督 バンダイビジュアル 5000円
2006.2.1 ◇to page top
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