これは、手塚治虫、藤子不二雄FとA、石森(石ノ森)章太郎、赤塚不二夫、各人別べつに発表されている作品リストを同じ時間軸で並べてみようという試みです。
石森が「サイボーグ009」を書いた年、藤子Fが「ミノタウロスの皿」を書いた年、虫プロが倒産した年、他の作家は何を描いていたのか?
作成中にはアレとコレが同じ年だったのか、この順番だったのか、といった発見があり、いろいろ面白かったです。
なお、いずれも膨大な作品数を誇る方々なので、編者の趣味と偏見で一部の作品のみのチョイスとなっていることをお断りしておきます。映像作品も同様です。全部載せると行数を取り過ぎて、横断的に見てみようというこのリストの特徴が消されてしまいますので。
2003.12.5
(歳はすべて数え年です)
1896年(明治29年)
加藤謙一、5月、青森県に生まれる。講談社「少年倶楽部」編集長を務めたあと、戦後、進駐軍による公職追放にあい、退職。夫人名義で学童社を設立する。
1928年(昭和3年)
手塚治虫、11月3日、大阪府に生まれる。
1931年(昭和6年)
寺田ヒロオ、8月4日、新潟県に生まれる。
1933年(昭和8年)
藤子・F・不二雄(藤本弘)、12月1日、富山県に生まれる。
鈴木伸一、12月4日、長崎県に生まれる。
1934年(昭和9年)
藤子不二雄A(安孫子素雄)、3月10日、富山県に生まれる。
永田竹丸、5月11日、東京都に生まれる。
森安なおや、11月1日、岡山県に生まれる。
1935年(昭和10年)
園山俊二、4月24日、島根県に生まれる。
赤塚不二夫、9月14日、旧満州・中国熱河省に生まれる。1945年、終戦で帰国。
1936年(昭和11年)
つのだじろう、7月3日、東京都に生まれる。
1938年(昭和13年)
石森章太郎(小野寺章太郎)、1月25日、宮城県に生まれる。
1944年(昭和19年)
藤子A(安孫子10歳)転校先でF(藤本11歳)出会う。
1946年(昭和21年)
手塚(18歳)――「マアちゃんの日記帳」でデビュー。
藤子AとF、初の合作「天空魔」
1947年(昭和22年) 12月「漫画少年」創刊
手塚(19歳)――「新寶島」(全国のマンガ少年に衝撃を与える)「火星博士」
1948年(昭和23年)
手塚(20歳)――「地底国の怪人」「魔法屋敷」「大空魔王」「ロストワールド」
寺田(17歳)――12月「漫画少年」投稿初入選。
藤子AとF、同人誌「RING」刊行。
1949年(昭和24年)
手塚(21歳)――「拳銃天使」「有尾人」「メトロポリス」
1950年(昭和25年) 朝鮮戦争勃発
手塚(22歳)――「ファウスト」「鳩時計事件」「ジャングル大帝」
秋、学童社を訪れ、加藤謙一と出会う。直後、「漫画少年」に「ジャングル大帝」の連載開始。
藤子AとF、同人誌「少太陽」刊行。
藤子F(18歳)――4月「漫画少年」投稿初入選。
藤子A(17歳)――3月「漫画少年」投稿初入選。
1951年(昭和26年)
手塚(23歳)――「新世界ルルー」「アトム大使」「冒険狂時代」
藤子――「天使の玉ちゃん」でデビュー。あびこもとお・ふじもとひろし名義。
1952年(昭和27年) 12月トキワ荘棟上げ
手塚(24歳)――「ぼくのそんごくう」「鉄腕アトム」「ロック冒険記」
藤子――「西部のどこかで」「三人きょうだいとにんげん砲弾」足塚不二雄名義。
藤子、ふたりで宝塚の手塚宅を訪問。
1953年(昭和28年)
手塚(25歳)――「リボンの騎士」「宇宙狂想曲」「罪と罰」
1月 トキワ荘入居。
寺田(22歳)――「チャッカリ君」
12月 トキワ荘入居。
藤子(合作)――「UTOPIA最後の世界大戦」「四万年漂流」「旋風都市」
F(20歳)――「暴風の奇術」
石森(16歳)――東日本漫画研究会の肉筆同人誌「墨汁一滴」刊行。
1954年(昭和29年) 映画「ゴジラ」公開
手塚(26歳)――「ナスビ女王」「ケン1探偵帳」「火の鳥/黎明編」「丹下左膳」
トキワ荘から転出し、雑司ヶ谷の並木ハウスへ。
藤子(合作)――「宇宙鉱脈」(藤子不二雄としての初名義作品)「一米四方の冒険」「海抜六千米の恐怖」
F(21歳)――「ゆりかちゃん」「ある日本人留学生からのローマ便り」
A(20歳)――「どんぐりくん」「南部戦線異常あり」「砂漠の牙」
6月 上京。10月 ふたりで手塚が出たトキワ荘の部屋に入居。
7月「新漫画党」(第一次)結成。寺田、藤子、坂本三郎、永田竹丸、森安なおや。
6月26日 手塚のライバル福井英一が34歳の若さで急逝。
1955年(昭和30年) 「漫画少年」休刊
手塚(27歳)――「鉄腕アトム/電光人間」(高校生の石森がアシスタント)「せむしのこうま」「大洪水時代」
藤子(合作)――「光にあたれ陽にあたれ」「ねらわれた地球」「白さぎ城物語」
F(22歳)――「海底人間メバル」「よるの王子さま」「バラとゆびわ」
A(21歳)――「世界とたたかう少年」「鉄拳のいかり」「ゼンダ城の虜」
藤子、この年の1月、数誌の原稿を落とす。
石森(18歳)――「二級天使」でデビュー。「デカチビ日記」
8月 上京し、赤塚、長谷邦夫とともに手塚を訪ねる。「少女クラブ」の丸山昭と会う。
鈴木(23歳)――9月 トキワ荘入居。
「新漫画党」(第二次)結成。寺田、藤子、石森、赤塚、つのだじろう、鈴木伸一。
1956年(昭和31年)
手塚(28歳)――「火の鳥/エジプト編」「ライオンブックス」
寺田(25歳)――「背番号0」「パー子ペー吉」「坂田の金時」「いっきゅうさん」
藤子F(23歳)――「光公子」「山びこ剣士」「幽霊ロケット」「ライオンとこじか」
藤子A(22歳)――「宇宙少年団」(3回目から「ロケットくん」に改題)「東京シンデレラ」
石森(19歳)――「近眼」「まだらのひも」「黒猫」「幽霊少女」
5月 トキワ荘入居。
赤塚(22歳)――「嵐をこえて」でデビュー。「湖上の閃光」
5月 トキワ荘入居。
鈴木(24歳)――6月 トキワ荘転出。アニメ制作のおとぎプロへ。
1957年(昭和32年) スプートニク打ち上げ。「宇宙塵」創刊
手塚(29歳)――「旋風Z」「火の鳥/ローマ編」「地球大戦」
寺田(26歳)――「スポーツマン佐助」
6月 トキワ荘転出。
藤子(合作)――「カメラはみていた」
藤子F(24歳)――「あきれたあきおくん」「タップタップのぼうけん」(文・久米みのる)「ユリシーズ」
藤子A(23歳)――「ロケットくん/宇宙線爆弾事件」「宇宙特急21世紀号」
石森(20歳)――「龍神沼の少女」「みどりの目」「水色のリボン」「火の鳥風太郎」
赤塚不二夫と石塚不二太郎名義で「その仮面をとれ」を発表。
赤塚(23歳)――「荒野に夕日がしずむとき」「ほがらか一家」「小鳩は嵐をこえて」
1958年(昭和33年)
手塚(30歳)――「フィルムは生きている」「ハリケーンZ」「スーパー太平記」
寺田(27歳)――「ホープ君」「もうれつ先生」「五九郎さん」
藤子(合作)――「あきおくん火星へ行く」「ノアはかせのロケット」
藤子F(25歳)――「たんていタップタップ」(文・久米みのる)「宇宙冒険児」
藤子A(24歳)――「わが名はXくん」「どんぐり名探偵」「なぞの暗黒星」
石森(21歳)――「その矢は射るな」「三つの珠」「赤い死神」「水ゆうれい」
赤塚(24歳)――「ナマちゃん」「まつげちゃん」「フープのフラちゃん」
「ナマちゃんのにちよう日」(この作品からギャグ漫画家として注目される。「ナマちゃん」連載開始)
いずみあすか――赤塚不二夫、石森章太郎の合作ペンネーム。「少女クラブ」お正月増刊号に「ちりぬるを……」「きえていく星」を発表。
U・マイア――水野英子、赤塚不二夫、石森章太郎の合作ペンネーム。編集者の丸山昭の命名で、「少女クラブ」3月号付録に「赤い火と黒かみ」「くらやみの天使」を発表。
つのだ(23歳)――「ルミちゃん教室」
この年、水野英子、トキワ荘に短期間住む。石森、赤塚と合作。
1959年(昭和34年) 「少年サンデー」「少年マガジン」創刊。週刊誌時代へ。
手塚(31歳)――「ジェットキング」「魔神ガロン」「0(ゼロ)マン」
寺田(28歳)――「スポーツマン金太郎」
藤子(合作)――「海の王子」
藤子F(26歳)――「タトルくんのぼうけん」(文・久米みのる)「あのロボットをうて」
藤子A(25歳)――「白魔きたる」「怪人二十面相」(原作・江戸川乱歩)
石森(22歳)――「黒いひとみ」「金時さん」(原作・八木基克 絵は南汀子名義)「氷の花」「キキちゃんの夏休み」
赤塚(25歳)――「まりっぺ先生」「おハナちゃん」「ミミとイコちゃん」
1960年(昭和35年) 「SFマガジン」創刊
手塚(32歳)――「週間探偵登場」「だれかが狂ってる!」「キャプテンKen」
藤子(合作)――「かせいのたまちゃん」「海の王子/砂漠の鷹」
藤子F(27歳)――「スーパー=キャッティ」(文・久米みのる)「春子の日記」
藤子A(26歳)――「コルト45」「シルバークロス」「火星戦争」
石森(23歳)――「雪の日に」「かげろう」「にじの子」「怪傑ハリマオ」(原作・山田克郎)「幽霊船」「フラッシュZ」
赤塚(26歳)――「おカズちゃん」「トンネルチーム」「点平とねえちゃん」
「ホームラン教室」(スタート時は石森との合作)
1961年(昭和36年)
手塚(33歳)――「ナンバー7」「ふしぎな少年」「白いパイロット」
4月「ふしぎな少年」NHKでドラマ化。演出は辻真先。
6月 手塚治虫プロダクション動画部発足。のちの虫プロ。
藤子(合作)――「海の王子/はやぶさ号盗まる」「星の子ガン」
藤子F(28歳)――「てぶくろてっちゃん」「ロケット=ボーイ」(文・久米みのる)
藤子A(27歳)――「はりきり首相」「銀河船長」「シロバークロス/まぼろし大隊」
10月 FとA、トキワ荘転出。
石森(24歳)――「きょうはもうこない だが明日もまた」「龍神沼」「黒い風」「ミュータントサブ」
12月 トキワ荘転出(トキワ荘、最後のひとりだった)。
赤塚(27歳)――「キツツキ貫太」「ちびっこギャング」「しろいかっぽうぎ」
1月 トキワ荘転出。
1962年(昭和37年)
手塚(34歳)――「鉄の道」「鉄腕アトム/アトム対魔神」(単行本では「アトム対ガロン」に改題)
5月 第1回日本SF大会に石森章太郎、長谷邦夫とともに参加。
11月 第1回虫プロ作品発表会「ある街角の物語」「おす」「鉄腕アトム第1話」
藤子(合作)――「きえる快速車」(原作・久米みのる)「海の王子/まぼろしの流星」
藤子F(29歳)――「ロケットけんちゃん」(作・久米みのる)「ロケットGメン」
藤子A(28歳)――「ビッグ1」「くまんばち作戦」「潜水艦シュルケン号の暴動」
石森(25歳)――「夜は千の目をもっている」「にいちゃん戦車」「水色の星」「江美子STORY」「きりとばらとほしと」
赤塚(28歳)――「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」「青い目の由紀」
1963年(昭和38年)
手塚(35歳)――「新選組」「SFファンシーフリー」「光線銃ジャック」「ビッグX」
元旦「鉄腕アトム」のアニメ放送始まる。視聴率最高40パーセント超える。
9月「アトム」は「アストロボーイ」のタイトルで全米放送。
寺田(32歳)――「暗闇五段」
藤子(合作)――「海の王子」(読切)
藤子F(30歳)――「ロケットGメン」「進めロボケット」(別冊少年サンデー)
藤子A(29歳)――「ゴリラ五郎くん」「恐怖探偵局」「シスコン王子」「0戦タンク」
石森(26歳)――「あかんべえ天使」「どろんこ作戦」「ゼロゼロ指令」
「世界まんがる記」刊行。
赤塚(29歳)――「おた助くん」「まかせて長太」「そんごくん」
有限会社スタジオ・ゼロ設立。鈴木伸一、石森、つのだ、F、A、のちに赤塚が参加。手塚の依頼で「鉄腕アトム/ミドロが沼の巻」を制作。本放送後はしばらく幻のフィルムとなる。
1964年(昭和39年) 東京オリンピック。「月刊ガロ」創刊。
手塚(36歳)――「鉄腕アトム/史上最大のロボット」(単行本では「地上最大のロボット」に改題)
4月 ニューヨーク世界博にてディズニーと最初で最後の邂逅。会話は1分のみ。
実験アニメ「メモリー」「人魚」
藤子(合作)――「オバケのQ太郎」(協力スタジオ・ゼロ)「海の王子/巨大ロボット・デビル」
藤子F(31歳)――「すすめロボケット」(学年誌版)「とびだせみくろ」
藤子A(30歳)――「フータくん」「忍者ハットリくん」「忍法十番勝負/二番勝負」
石森(27歳)――「サイボーグ009/誕生編」「おかしな おかしな おかしなあの子」「テレビ小僧テレスケ」「忍法十番勝負/九番勝負」
赤塚(30歳)――「カン太郎」「メチャクチャNo.1」
1965年(昭和40年)
手塚(37歳)――「W3(ワンダースリー)」(わずか一カ月で掲載誌が少年マガジンから少年サンデーに)「マグマ大使」「大日本帝国アメリカ県」
1月 スタンリー・キューブリックから協力依頼の手紙が来るが多忙のために断る。その作品は「2001年宇宙の旅」だった。
アニメ「ジャングル大帝」「W3」放送。実験アニメ「しずく」
寺田(34歳)――「赤チン、青チン」
藤子(合作)――「オバケのQ太郎」(Q太郎の連載だけで学年誌など9誌)
テレビアニメ「オバケのQ太郎」放送開始。
藤子F(32歳)――「オバケのQ太郎」(幼年誌)
藤子A(31歳)――「わかとの」「怪物くん」
石森(28歳)――「サイボーグ戦士」「ミュータントサブ」「アンドロイドV」「金色の目の少女」
「マンガ家入門」刊行。多くのマンガ家志望者に影響を与える。
赤塚(31歳)――「しびれのスカタン」「ジャジャ子ちゃん」「キビママちゃん」
1966年(昭和41年) 「ウルトラQ」放送
手塚(38歳)――「フライングベン」「バンパイヤ」
アニメ「展覧会の絵」
9月 虫プロ商事設立。12月同社から漫画雑誌「COM」創刊。
大晦日アニメ「鉄腕アトム」最終回。
藤子(合作)――「オバケのQ太郎」(連載は11誌に増えている。他に「オバケのP子日記」の連載もあり)
藤子F(33歳)――「オバケのQ太郎」(幼年誌)「パーマン」
藤子A(32歳)――「怪物くん」「忍者ハットリくん」「国際秘密指令00X」
テレビドラマ「忍者ハットリくん」放送開始。
石森(29歳)――「サイボーグ009/地下帝国ヨミ編」「メゾンZ」「海賊王子」「縄と石捕物控」(佐武と市捕物控)「狂犬」
「続マンガ家入門」刊行。アニメ映画「サイボーグ009」公開。
赤塚(32歳)――「スリラー教授」「怪盗1/2面相」
アニメ「おそ松くん」放送開始。
1967年(昭和42年)
手塚(39歳)――「火の鳥/黎明編」「人間どもあつまれ!」「どろろ」「火の鳥/未来編」
アニメ「悟空の大冒険」「リボンの騎士」
藤子(合作)――「オバケのQ太郎」(連載は4誌に落ち着く)「チンタラ神ちゃん」
藤子F(34歳)――「オバケのQ太郎」(幼年誌)「パーマン」(連載10誌)
テレビアニメ「パーマン」放送開始。
藤子A(33歳)――「怪物くん」「忍者ハットリくん」「マンガニカ」
石森(30歳)――「章太郎のファンタジーワールド ジュン」「009ノ1」「怪人同盟」「幻魔大戦」(原作/平井和正・いずみあすか)「ドンキッコ」「奇人クラブ」
赤塚(33歳)――「天才バカボン」「もーれつア太郎」「ミータンとおはよう」「たまねぎたまちゃん」
1968年(昭和43年) 月刊「少年」休刊。
手塚(40歳)――「ブルンガ1世」「地球を呑む」「空気の底」「火の鳥/ヤマト編」
1月 手塚プロダクション設立。11月「バンパイヤ」放送。
全集「ブルンガ1世」のあとがきで「この当時は長い冬の時代だった」と記している。
寺田(37歳)――「ノンキ先生まんがノート」
藤子F(35歳)――「パーマン」「21エモン」「ウメ星デンカ」
藤子A(34歳)――「小池さんの奇妙な生活」「ドタバタ王子」「黒イせぇるすまん」
テレビアニメ「怪物くん」放送開始。
石森(31歳)――「ブルーゾーン」「千の目先生」「ワイルドキャット」「太陽伝」
アニメ「サイボーグ009」放送開始。
赤塚(34歳)――「ひみつのアッコちゃん」「荒野のデクの棒」「二代目社長一郎くん」
1969年(昭和44年) アポロ11号
手塚(41歳)――「火の鳥/宇宙編」「火の鳥/鳳凰編」「ザ・クレーター」「青いトリトン」(単行本では「海のトリトン」に改題)
自伝「ぼくはマンガ家」刊行。アニメ「どろろ」放送開始。アニメ映画「千夜一夜物語」公開。
藤子F(36歳)――「モジャ公」「ミノタウロスの皿」
テレビアニメ「ウメ星デンカ」放送開始。
藤子A(35歳)――「仮面太郎」「狂人軍」「ひっとらぁ伯父さん」「BJブルース」
石森(32歳)――「リュウの道」「7P」「サイボーグ009/神々との戦い」
赤塚(35歳)――「天才バカボン」(掲載誌を「少年サンデー」に移す)「天才バカボンのおやじ」「赤塚ギャグ笑待席」
アニメ「ひみつのアッコちゃん」「もーれつア太郎」放送開始。
1970年(昭和45年) 大阪万博
手塚(42歳)――「がちゃぽい一代記」「ドオベルマン」「アポロの歌」「きりひと讃歌」「やけっぱちのマリア」「人間昆虫記」「火の鳥/復活編」
2月 実験アニメ「やさしいライオン」。9月アニメ映画「クレオパトラ」公開。
藤子F(37歳)――「ドラえもん」「じじぬき」「ドジ田ドジ郎の幸運」
藤子A(36歳)――「黒ベエ」「北京槇鴨式」「マグリットの石」「水中花」「マカオの男」「パラダイス」
石森(33歳)――「スカルマン」「時の狩人」「CM野郎」「海底3万マイル」
スタジオ・ゼロ解散。
赤塚(36歳)――「死神デース」「風のカラッペ」「ニャロメの万博びっくり案内」
トキワ荘同窓会。
1971年(昭和46年)
手塚(43歳)――「鳥人大系」「火の鳥/羽衣編」「ふしぎなメルモ」「火の鳥/望郷編」
6月 虫プロ社長辞任。アニメ「ふしぎなメルモ」放映。手塚プロで製作。
少年ジャンプで手塚賞設立。
藤子(合作)――「仙べえ」
藤子F(38歳)――「オバケのQ太郎」(新)「ぽこにゃん」「ヒョンヒョロ」
藤子A(37歳)――「毛沢東」「マボロシ変太夫」「ひっとらぁ伯父さんの情熱的な日々」「諸芸百般道けわし」「赤紙きたる」
テレビアニメ「新オバケのQ太郎」放送開始。
石森(34歳)――「アマゾンベビィ」「仮面ライダー」「さるとびエッちゃん」「原始少年リュウ」
テレビ「仮面ライダー」放送開始。
赤塚(37歳)――「天才バカボン」(掲載誌を「少年マガジン」に戻す)「レッツラゴン」「狂犬トロツキー」(シナリオ・滝沢解)
アニメ「天才バカボン」放送開始。
1972年(昭和47年)
手塚(44歳)――「奇子(あやこ)」「ブッダ」「サンダーマスク」
藤子F(39歳)――「わが子・スーパーマン」「気楽に殺ろうよ」「自分会議」
「ジェイムスン教授シリーズ」(N・R・ジョーンズ)表紙イラスト。
藤子A(38歳)――「魔太郎がくる!!」「無邪気な賭博師」「内気な色事師」「不器用な理髪師」「シンジュク村大虐殺」
石森(35歳)――「流れ星五十三次」「変身忍者嵐」「馬が行く」「人造人間キカイダー」「セクサドール」
赤塚(38歳)――「新おそ松くん」「はくち小五郎」「クロッケくん」
9月「マンガNo.1」創刊。6号で休刊。
1973年(昭和48年) オイルショック
手塚(45歳)――「ミクロイドZ」(連載中「ミクロイドS」に改題)、「火の鳥/乱世編」「動物つれづれ草」「ブラック・ジャック」
8月 虫プロ商事倒産。「COM」休刊。11月虫プロ倒産。「ブラック・ジャック」は同じ月にスタートしている。
藤子F(40歳)――「ジャングル黒べえ」「劇画・オバQ」「イヤなイヤなイヤな奴」「休日のガンマン」「定年退食」「スタジオ・ボロ物語」
テレビアニメ「ドラえもん」「ジャングル黒べえ」放送開始。
藤子A(39歳)――「添乗さん」「番外社員」「戯れ男」「愛ぬすびと」「喝揚丸ユスリ商会」
石森(36歳)――「ロボット刑事」「くノ一捕物帳」「イナズマン」
赤塚(39歳)――「ニャロメ」「スケ番ケロ子」「ウナギイヌの最期」
1974年(昭和49年)
手塚(46歳)――「日本発狂」「三つ目がとおる」「一輝まんだら」「紙の砦」
藤子F(41歳)――「バケルくん」「キテレツ大百科」「ノスタル爺」「コロリころげた木の根っ子」「やすらぎの館」「箱船はいっぱい」「赤毛のアン子」
藤子A(40歳)――「プロゴルファー猿」「戯れ師」「オカルト勘平」
石森(37歳)――「タイム虎ベル」「星の子チョビン」「がんばれロボコン」「G・R・ナンバー5」「鉄面クロス」
赤塚(40歳)――「少年フライデー」「オッチャン」「ワルワルワールド」
少年ジャンプで赤塚賞設立。
1975年(昭和50年) 加藤謙一、逝去。
手塚(47歳)――「低俗天使」「雨ふり小僧」
藤子F(42歳)――「ドラえもん/のび太の恐竜」「ポストの中の明日」「ひとりぼっちの宇宙戦争」「三万三千平米」「分岐点」
藤子A(41歳)――「オヤジ坊太郎」「ミス・ドラキュラ」「オレ係長補佐」
石森(38歳)――「バンパイラ」「番長惑星」「秘密戦隊ゴレンジャー」「ゴレンジャーごっこ」「鉄面探偵ゲン」「サイボーグ009/風の都編」
赤塚(41歳)――「つまんない子ちゃん」「B.C.アダム」「のらガキ」
アニメ「元祖天才バカボン」放送開始。
1976年(昭和51年)
手塚(48歳)――「メタモルフォーゼ」「MW(ムウ)」
5月 手塚プロ、高田馬場に。
藤子F(43歳)――「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」「T・Mは絶対に」「幸運児」「老雄大いに語る」「一千年後の再会」「おれ、夕子」「みどりの守り神」
藤子A(42歳)――「ブラック商会変奇郎」(あとに「シャドウ商会変奇郎」と改題)
石森(39歳)――「ギルガメッシュ」「宇宙鉄人キョーダイン」「ドッグ・ワールド」「サイボーグ009/エッダ編」
赤塚(42歳)――「わんぱく天使」「コングおやじ」「タトルくん」
1977年(昭和52年)
手塚(49歳)――「マンガの描き方」刊行
6月 講談社から「手塚治虫漫画全集」創刊。
藤子F(44歳)――「エスパー魔美」「中年スーパーマン左江内氏」「カンビュセスの籤」「宇宙人レポート サンプルAとB」「ユメカゲロウ」「ぼくは神様」「オヤジ・ロック」
「ドラえもん」総集編として「コロコロコミック」創刊
藤子A(43歳)――「まんが道/立志編」「大恋愛」
石森(40歳)――「まんが研究会」「怪奇ハンター」「多羅尾伴内」(原作・比佐芳武)
赤塚(43歳)――「ギャグありき」「ハウスジャックナナちゃん」(原作・筒井康隆)
「ギャグほどステキな商売はない」「赤塚不二夫の天才バカ本」刊行。
1978年(昭和53年)
手塚(50歳)――「未来人カオス」「ブラック・ジャック」連載終了。以降は読み切り。
8月 アニメ「バンダーブック」放送。以後も24時間テレビの中で年1回の放送。
12月 西武ライオンズのキャラクターデザイン。
藤子F(45歳)――「T・Pぼん」「あのバカは荒野をめざす」「老年期の終り」「うちの石炭紀」「並平家の一日」
藤子A(44歳)――「まんが道/星雲編」「少年時代」
石森(41歳)――「がんばれ!レッドビッキーズ」「ザ・スターボウ」「宇宙からのメッセージ」
赤塚(44歳)――「アニマル大戦」「おバカさん」(原作・遠藤周作)
1979年(昭和54年)
手塚(51歳)――「るんは風の中」「ドン・ドラキュラ」
8月 アニメ「マリン・エクスプレス」放送。
藤子F(46歳)――「ドラえもんとドラミちゃん」「ベソとこたつと宇宙船」「宇宙船製造法」「山寺グラフティ」「恋人製造法」「創世日記」「パラレル同窓会」
アニメ「ドラえもん」(新)放送開始。大ブームに。
藤子A(45歳)――「まんが道/青春編」「少年時代」
石森(42歳)――「幻魔大戦/神話前夜」
赤塚(45歳)――「ギャグランド」「モンスター13番地」「おじさんはパースーマン」「銀座鉄道999,999」
1980年(昭和55年)
手塚(52歳)――「ユニコ」「こじき姫ルンペネラ」「火の鳥/生命編」
3月 アニメ映画「火の鳥2772」公開。10月新作アニメ「鉄腕アトム」放送。
藤子F(47歳)――「ドラえもん/のび太の宇宙開拓史」「征地球論」「超兵器ガ壱號」「テレパ椎」「絶滅の島」
映画「ドラえもん のび太の恐竜」公開。以後、長編「ドラえもん」を原作としたアニメ映画が毎年公開されることになる。また、「パーマン」「怪物くん」「忍者ハットリくん」などの藤子作品を原作とした他のアニメも同時上映されていくが、本リストからは割愛。
藤子A(46歳)――「まんが道/奔流編」
アニメ「怪物くん」(新)放送開始。
石森(43歳)――「Knigt andN day(ナイト アンドン ディ)」「二級天使25年目のPART2」
赤塚(46歳)――「ロメオとジュリー」「チビドン」「キャスター」
1981年(昭和56年)
手塚(53歳)――「火の鳥/異形編」「七色いんこ」「陽だまりの樹」
8月 アニメ「ブレーメン4」放送。
寺田(50歳)――「漫画少年史」刊行。
藤子F(48歳)――「ドラえもん/のび太の大魔境」「ニューイヤー星調査行」「白亜荘二泊三日」「旅人還る」「タイムカメラ」
藤子A(47歳)――「まんが道/再生編」「忍者ハットリくん」「魔太郎が翔ぶ」
石森(44歳)――「ぼくの部屋にはベートーベンのデスマスクがあった」「小川のメダカ」
自叙伝「章説・トキワ荘・春」刊行。
赤塚(47歳)――「乙女座★虎佐衛門」「花の菊千代」
1月 トキワ荘解体を前に、同窓会を開く。5月NHKで「わが青春のトキワ荘」放映。
1982年(昭和57年) トキワ荘解体。
手塚(54歳)――「プライム・ローズ」
6月 アニメ「ジャンピング」ザグレブ映画祭グランプリ受賞。8月アニメ「バギ」放送。
藤子F(49歳)――「ドラえもん/のび太の海底鬼岩城」「求む!求める人」「夢カメラ」「昨日のオレは今日の敵」
藤子A(48歳)――「フータくんNOW!」
石森(45歳)――「魔法使いの弟子」「十八文」
赤塚(48歳)――「不二夫のワルワルワールド」
「ニャロメのおもしろ宇宙論」刊行。以降、ニャロメを使ったコンピュータ、囲碁、性教育、麻雀、血液型、原子力といった情報/学習漫画本が各出版社から刊行されていく。
1983年(昭和58年)
手塚(55歳)――「アドルフに告ぐ」
藤子F(50歳)――「ドラえもん/のび太の魔界大冒険」「宇宙からのおとし玉」「裏町裏通り名画館」「鉄人をひろったよ」
アニメ「パーマン」(新)放送開始。
藤子A(49歳)――「忍者ハットリくん+パーマン 超能力ウォーズ」「夢トンネル」
石森(46歳)――「八百八町表裏 化粧師」「佐武と市捕物控/死やらく生」「グリングラス」
赤塚(49歳)――「ボクとタモリ」「週刊スペシャル小僧!」
1984年(昭和59年)
手塚(56歳)――「牙人(きばんど)」
11月 胆石で入院。
藤子F(51歳)――「ドラえもん/のび太の宇宙小戦争」「有名人販売株式会社」
藤子A(50歳)――「忍者ハットリくん+パーマン/怪獣ジッポウVSミラクル卵」「ウルトラB」
石森(47歳)――「ペットントン」「HOTEL」
赤塚(50歳)――「落ちこぼれから天才バカボンへ」刊行。
1985年(昭和60年)
手塚(57歳)――「ゴブリン公爵」 手塚治虫漫画40年展
「イリヤ・ムウロメツ」(筒井康隆)の表紙イラスト・挿し絵
アニメ「おんぼろフィルム」第一回広島国際アニメーション映画祭グランプリ受賞。
東京都民栄誉賞受賞。
藤子F(52歳)――「ドラえもん/のび太と鉄人兵団」「チンプイ」
アニメ「オバケのQ太郎」(第3作)放送開始。
藤子A(51歳)――「プロゴルファー猿」(新)
アニメ「プロゴルファー猿」放送開始。
石森(48歳)――「サイボーグ009/時空間漂流民編」
赤塚(51歳)――「TOKIOとカケル」
1986年(昭和61年)
手塚(58歳)――「火の鳥/太陽編」「ミッドナイト」
「未踏惑星キー・ラーゴ」(梶尾真治)の表紙イラスト
1月 NHK特集「手塚治虫創作の秘密」放送。
藤子F(53歳)――「ドラえもん/のび太と竜の騎士」
テレビドラマ「夢カメラ」「赤毛のアン子」放送。
藤子A(52歳)――「まんが道/春雷編」
テレビドラマ「まんが道」放送開始。
石森(49歳)――「マンガ日本経済入門」「トキワ荘のチャルメラ」
ペンネームを石ノ森章太郎に改名。
赤塚(52歳)――「『大先生』を読む。」
11月 豊島区郷土資料館にて「トキワ荘のヒーローたち」展。
1987年(昭和62年)
手塚(59歳)――「ルードウィヒ・B」(未完)「グリンゴ」(未完)
短篇アニメ「村正」「おす」
藤子F(54歳)――「ドラえもん/のび太と竜の騎士」
アニメ「エスパー魔美」放送開始。
テレビドラマ「夢カメラ」「バケルくん」放送。
藤子A(53歳)――「プロゴルファー猿 甲賀秘境!影の忍法ゴルファー参上!」
アニメ「ウルトラB」放送開始。
テレビドラマ「まんが道 青春編」放送開始。
12月 藤子不二雄、コンビを解消する。
石ノ森(50歳)――「北斎」「仮面ライダーBLACK」
赤塚(53歳)――「誘拐でウイロー」
1988年(昭和63年)
手塚(60歳)――「ネオ・ファウスト」(未完)
1月 アニメ「森の伝説」大藤信郎賞受賞。4月新座スタジオ完成。
11月 川崎市民ミュージアム「手塚治虫の世界展」
藤子F(55歳)――「ドラえもん/のび太の日本誕生」
アニメ「キテレツ大百科」放送開始。
藤子A(54歳)――「ビリ犬」「ウルトラB/ブラックホールからの独裁者B・B」「タカモリが走る」
アニメ「新プロゴルファー猿」「ビリ犬」放送開始。
石ノ森(51歳)――「姫刑事PRINCESS COP」
赤塚(54歳)――アニメ「ひみつのアッコちゃん」「新おそ松くん」放送開始。
1989年(昭和64年・平成元年)
手塚(61歳)――2月9日逝去。
藤子F(56歳)――「ドラえもん/のび太とアニマル惑星」
アニメ「T・Pぼんスペシャル」放送。「チンプイ」放送開始。
藤子A(55歳)――「ビリ犬なんでも商会」「パラソルヘンべい」「まんが道スペシャル愛…しりそめし頃に…」
アニメ「ビリ犬なんでも商会」「パラソルヘンべい」放送開始。
石ノ森(52歳)――「風のように…―背を走り過ぎた虫―」「マンガ日本の歴史」
赤塚(55歳)――「まんが『消費税戦略』入門」
1990年(平成2年)
寺田ヒロオ(61歳)――9月24日逝去。
藤子F(57歳)――「ドラえもん/のび太のドラビアンナイト」
藤子A(56歳)――「笑ゥせぇるすまん」
Aの企画・製作による映画「少年時代」公開。
石ノ森(53歳)――「マンガ世界経済入門」
赤塚(56歳)――「平成天才バカボン」「大日本プータロー一家」
アニメ「平成天才バカボン」放送開始。
6月 寺田宅を藤子A、石ノ森、赤塚、鈴木伸一が訪問し、久しぶりの再会。そして3カ月後に寺田は逝去した。
1991年(平成3年)
藤子F(58歳)――「ドラえもん/のび太と雲の王国」「未来の想い出」
アニメ「21エモン」放送開始。
藤子A(57歳)――「笑ゥせぇるすまん」「プリンスデモキン」「憂夢」
石ノ森(54歳)――「石ノ森章太郎のビジネス見聞録」
赤塚(57歳)――「MR.マサシ」
1992年(平成4年)
藤子F(59歳)――「ドラえもん/のび太とブリキの迷宮」
映画「未来の想い出 LAST CHRISTMAS」公開。
藤子A(58歳)――「笑ゥせぇるすまん」「プリンスデモキン」「憂夢」
赤塚(58歳)――「そんごくん」
1993年(平成5年)
藤子F(60歳)――「ドラえもん/のび太と夢幻三剣士」
アニメ「ポコニャン!」放送開始。
藤子A(59歳)――「笑ゥせぇるすまん」「プリンスデモキン」「憂夢」「ワールド漂流記」
石ノ森(56歳)――「マンガ日本の歴史現代編」
赤塚(59歳)――「ネコの大家さん」
1994年(平成6年)
藤子F(61歳)――「ドラえもん/ガラパ星から来た男」「ドラえもん/のび太の創世日記」
藤子A(60歳)――「笑ゥせぇるすまん」「プリンスデモキン」「憂夢」「ワールド漂流記」「切人がきた!!」
赤塚(60歳)――「母ちゃんNo.1」「帰ってきた天才バカボン」
1995年(平成7年)
藤子F(62歳)――「ドラえもん/のび太と銀河超特急」「異人アンドロ氏」
アニメ「モジャ公」放送開始。
藤子A(61歳)――「笑ゥせぇるすまん」「プリンスデモキン」「憂夢」「ワールド漂流記」「切人がきた!!」「愛…しりそめし頃に…」
石ノ森(58歳)――「時ヲすべる」
赤塚(61歳)――「バカボン線友録」刊行。
1996年(平成8年) 3月映画「トキワ荘の青春」公開。監督・市川準
藤子F(63歳)――「ドラえもん/のび太のねじ巻き都市冒険記」(絶筆・後半は藤子プロ作画)
9月23日逝去。
藤子A(62歳)――「プリンスデモキン」「切人がきた!!」「愛…しりそめし頃に…」
テレビドラマ「シャドウ商会変奇郎」放送開始。
赤塚(62歳)――「シェー教の崩壊」「用心棒」
1997年(平成9年)
藤子A(63歳)――「プリンスデモキン」「愛…しりそめし頃に…」「喪黒福次郎の仕事」
赤塚(63歳)――「ニャロメ まんがバカなのだ 赤塚不二夫展」開催。
1998年(平成10年)
藤子A(64歳)――「プリンスデモキン」「愛…しりそめし頃に…」「喪黒福次郎の仕事」「ホアー!!小池さん」「帰ッテキタせぇるすまん」
石ノ森(60歳)――1月28日逝去。
赤塚(63歳)――アニメ「ひみつのアッコちゃん」放送開始。
1999年(平成11年)
藤子A(64歳)――「愛…しりそめし頃に…」「ホアー!!小池さん」「サル」
テレビドラマ「笑ゥせぇるすまん」放送開始。
森安なおや、逝去。
2000年(平成12年)
藤子A(65歳)――「愛…しりそめし頃に…」「ホアー!!小池さん」「サル」
2001年(平成13年)
藤子A(66歳)――「愛…しりそめし頃に…」「ホアー!!小池さん」「サル」「踊ルせぇるすまん」
2002年(平成14年)
藤子A(67歳)――「愛…しりそめし頃に…」「サル」
自伝「Aの人生」を刊行。
以降も、「キカイダー」のアニメ化、「サイボーグ009」「アトム」の新作アニメ放映等、作品は生き続けていますが、「同時代に何が書かれていたか」という検証はここで終わりにします。
このリスト作成には、
「トキワ荘青春物語」手塚治虫&13人 蝸牛社
「トキワ荘の時代」梶井純 ちくまライブラリー
「手塚治虫物語」伴俊男+手塚プロダクション 朝日文庫
「藤子不二雄論」米沢嘉博 河出書房新社
「石ノ森章太郎のマンガ家入門」石ノ森章太郎 秋田文庫
「赤塚不二夫120%」赤塚不二夫 アートン
を参照させていただきました。
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